2018-01-01から1年間の記事一覧
帯が織り上がりました。 あと1尺で終わりだなぁ…と思ったその時 ええっ?! と驚きのアクシデントが… アクシデントの中身を文章で書こうと思っても、文章力不足でヤヤコシくなってしまうので割愛しますが… とにかく、そこが切れますか!! という所が切れま…
寒くなりましたね。 木々が枯れゆく姿もまた美しいなぁ…と思える季節。 道ばたに落ちている枯葉を見ると、どうしても踏んで歩きたい性分で…この時期は歩くだけでも忙しいです(笑) 絣の帯はもうすぐ織り終わり。 地模様を入れてみたのですが、良かったのかど…
先日、桜の反物が織り終わりました。 先ずは機からおろします。 織った布は織り前に巻き取っていくのですが、その巻きをほどいていくと、布が"ふぅ~"と深呼吸しているようです。 織る間は経糸を張っているので、糸にはテンションがかかっていますし、巻き取…
とっても久しぶりに、卓上機でストールを織っています。 経糸は瑠璃紺色ベースの絣糸。 随分と前に譲っていただいた大島の絣糸。 緯糸は少し暗めの青緑色の節糸。 こちらも知り合いから譲っていただいた染色済みの糸。 織りをしている人あるある!? 糸が糸…
先日、絣を整経した経糸を巻き取りました。 この時点ではまとまっているので、色の差がしっかり分かります。 このまま織る時にも、織ってからもハッキリ見えると良いのですが…ドキドキ。 経糸の時に「よしっ!」と思っても、いざ緯糸を入れてみると「むむ?…
桜の反物もあと1丈ほど。 次の帯の準備もぼちぼち取りかかっています。 ザックリした大きな経緯絣。 先ず、経緯の糸を地色に染めます。 地色の染めは桜の鉄媒染。 桜は最初に煮だす染液で染めると(アルミ媒染で)茶みが出るので、綺麗なピンク色を染めるには…
先日のこと。 久しぶりにお江戸へ。 「田島享央己 木彫展 ―花も嵐もお彫刻―」 憧れの作品と作者さんを拝みに、日本橋三越で開催のお彫刻展に行ってきました。 初めて知ったきっかけは、たまたま見た作品の写真。 て、天才だ! と思ってから、コッソリ・ヒッ…
いま織っている糸を染めた、桜にまつわるお話を。 昨年の12月。 「桜の枝を剪定するので、もし必要なら…」、と声をかけてくださり譲っていただきました。 草木染めをしているので、剪定する時にはぜひ教えて下さい!と、自分の友達をはじめ、母の知りあいの…
ほんの1日を境に様変わりする季節。 垣根の山茶花に、花がひとつふたつと咲きはじめているのをみかけるようになりました。今は年明けに桜で染めた糸を使って織っています。 ご縁があってお声をかけて下さった方から、年末に剪定したてホヤホヤの枝を譲って…
糸を草木で染め着物や帯を織っています、大木道代と申します。風合いの良いものを織りたいな…と思い、糸の種類・組合せ・密度など、色々と試行錯誤中。 染めも織りも奥深く・難しくて…そして、とても楽しいです。 まだまだ悩みながらの日々ですが、糸の声を…