ブックカバーチャレンジも折り返し。
4冊目です
日本の紋様 全18巻
菊・扇・松・桜・蝶・竹・梅・唐草 蔓・牡丹・椿 藤 柳・菖蒲 百合・桐・鶴 鳳凰・果樹・楽器 調度・秋草 楓・青海波 格子・動物
今永清二郎 編集
染織・漆工・金工・陶磁のカラー図版と単色図版(目録)それと論文・エッセイが載っています。
論文は博物館や大学の研究者。
エッセイは植物なら園芸家、動物だと写真家の方など。全く違う切り取りかたの話が読めるのも興味深いです。
染織は唐織・辻ヶ花・紅型・縫箔・摺箔・刺繍など技法は色々。テーマになった紋様の打掛けから夜具地まで、様々です。
筥迫(はこせこ)の刺繍などは、もうため息しか出ない豪華さです。
なにか参考にしよう…などおそれ多い完成された美しさ。ただただ眺めてため息をつく本です。
近年、刀剣を好きな方も多いようですが私は刀そのものは全くわからず。
蜘蛛拍子舞の歌詞が浮かぶくらいなのですが(笑)鐔を見るのがとても好きです。
鐔にこの紋様!どんな人が使っていたのだろう?お洒落だなぁ。
もし帯刀を許されたらどんな鐔にしよう…など妄想しながら眺めてます。
この本も母が購入したもの。
ちょうど母が叔母(私の祖母の姉)に蒔絵を習っていた頃に発刊されたようで(1986~1989年)1シリーズ6巻配本。
左の段ボールは配本用のカバー。
全集は揃えて買うべし
欲しければ買うべし
そんな母のお陰で、自分では買い揃えられない本を楽しめてます。